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余りにお粗末で恥ずかしいのですが、私のプライベートスタジオ「STUDIO PALTHENON」です。ここの楽器・機器に「最新」「ビンテージ」「高級」「レア」などといった言葉は あてはまりませんが、長年かけて必要なモノをコツコツと集めてきました。まぁ、私の目の前を通り過ぎていった楽器・機器も多々ありますが(汗)。 「STUDIO PALTHENON」のコントロールセクションです。MIDI入力からレコーディング、ミキシング、マスタリング、CD作成までをここで行うことができますが、マイクを使用したりアコースティック楽器を録音するときは外部のスタジオを借ります。ここでの頭脳となるデスクトップPCはDELL DIMENSION8250(Pentium4 2.53GHz、1.5GB RDRAM)です。外付け250GB HDD×4台+外付けDVD-RAMドライブを接続しています。
1998年発売のエレクトロニックピアノYAMAHA P-200です。アコースティックピアノの代用として、また、MIDIマスターキーボードとして使用しています。本機に採用されているグレートハンマー鍵盤は、打鍵時・離鍵時におけるタッチ感やストローク、音色変化や強弱表現など、抜けの良さで定評の音色「PIANO 1」と相まってとてもバランス良くできていると思います。よりリアルな音色を必要とするときは、steinberg TheGrandやemagic EVP88といったソフトウェア音源を併用しています。 ダイナミックMIDIペダルRoland PK-5です。P-200の足下に設置しています。オルガンの足鍵盤として、また、両手が塞がっているときの「第3の手」として使用しています。本機のMIDI信号はMIDIイベントプロセッサーYAMAHA MEP4で加工してから出力しています。
DAWは、2002年にAPPLEに買収されたemagic社最後の、そしてWindows版最後のミュージックプロダクションソフトウェア、emagic Logic Platinum5.5を表示しています。今では古いソフトウェアとなってしまいましたが、VST及びVSTiに対応しているため、現在でもエフェクトやインストゥルメントの追加が可能です。まだ完全には使いこなせていない今の私にはまだまだこれで十分です。モニタースピーカーはYAMAHA MSP5(2台)です。業界標準でありながら惜しまれつつ生産完了となった名機「NS-10M」の流れを受け継ぎ、いかにもYAMAHAらしい音がします。アンプを内蔵しているのも気軽に使えてイイです。左下はオーディオ/MIDIインターフェースBEHRINGER BCA2000です。Logicやデジタル出力を持ったマイクプリアンプとの組み合わせにより、本機で24Bit96KHz/4Track同時録音が可能です。 通常はLogicのオーディオインターフェースとして使用しています。右下はオーディオワークステーションYAMAHA AW4416 Version2です。こちらも業界標準の名機「02R」のミキシング機能を搭載しています。購入当時はムービングフェーダーに感動したものです(懐)。本機のみで24Bit48KHz/16Track同時録音が可能ですが、拡張されたMY8-AD24及びWAVES Y56Kと合わせ、通常は24Channelデジタルミキサーとして使用しています。 左はノートPCのSONY PCG-FR77G/B(Pentium4 2.40BGHz、1GB SDRAM)です。ART TEKNICA CONSOLE1.6及び様々なソフトウェア音源をインストールしてあり、ハードウェア音源と同様に使用しています。(写真でのソフトウェアシンセサイザーは、Virsyn TERA2) 右下はオーディオインターフェースTASCAM US-122です。USBバスパワーに対応しているため、通常は手軽な本機を使用していますが、ソフトウェア音源をノブやスライダーでコントロールするときやデジタル出力が必要なときは、EDIROL PCR-A30を使用しています。
上はスペクトラムアナライザーKENWOOD GE-7iです。ミックス時及びマスタリング時の確認用と言えれば格好良いのですが、モノがモノだけに、どちらかと言えばその雰囲気を楽しんでいる程度です(汗)。ラック上段はACパワーディストリビューターTEAC AV-P25Rです。スタジオにあるほとんどの楽器・機器の電源を一括管理しています。ラック中段はMIDIインターフェースemagic Unitor8です。Logicと併せて使用しています。独自のAMT技術により、MIDIにおける発音タイミングの遅れ(レーテンシー)を極限まで抑えているそうです。でも音源側の処理が追いつかずにモタってしまってはあまり意味がありませんが(意外とそのような音源は多いです)・・・。ラック下段はRoland XV-5080です。大ヒットとなったJV-1080及びJV-2080の機能を大幅に強化したマルチ音源で、SRX-01(Dynamic Drum Kits)、SRX-02(Concert Piano)、SRX-03(Studio SRX)、SR-JV80-09(Session)、SR-JV80-10(Bass & Drums)、SR-JV80-15(Special FX)、及び128MB SIMMを拡張しています。ROMに搭載されたウェーブデータが膨大で、かつ、WAVファイルも取り込めるため、取りあえずのデモから本格的なレコーディングまで何にでも使える便利な音源として使用しています。 左上は8チャンネルA/D-D/AコンバーターBEHRINGER ADA8000です。adat入出力を装備しているので、AW4416のY56Kを経由してBCA2000に接続しています。右上はMIDIインターフェースEDIROL UM-550です。LogicでのMIDIインターフェースとしてUnitor8とともに使用しています。こちらも独自のFPT技術により、レーテンシーを極限まで抑えているそうです。下はHI音源を採用したミュージックシンセサイザーKORG X50です。標準61鍵を採用しながら4.3sという超軽量なので、信じられないほど運搬が楽になりました。それでいて出音も機能もなかなか良いので、スタジオでは写真のようにメタルラックに引っかけてMIDI音源として、ステージ等ではメインキーボードとして使用しています。かつて約20sある「SY99」をハードケースに入れて運搬していたあの頃は何だったんだろうか・・・。
上段はミュージックシンセサイザーYAMAHA SY99です。1991年発売のRCM音源(AWM2音源+AFM音源)を搭載したワークステーションで、大学時代から20代後半までのメインキーボードです。購入から15年以上が経過していたため、2006年にフルメンテナンスを実施し、現存するこの年代のキーボードに多発しているFDドライブ故障、LCDバックライト故障、ボタン接触不良等といった問題を全て改善しました。容量0.5MBながら(TX16Wコンバーターというソフトウェアを使用して)WAVファイルを取り込むことができ、それをFMで変調するという学者集団メーカーならではの音源です。中段はYAMAHA EX5S(限定シルバーメタリックバージョン)です。1998年発売のEXTENDED音源(AWM2[サンプリング可能]+FDSP音源+AN音源+VL音源)を搭載したワークステーションで、20代後半から使用しているキーボードです。当時のCPUの処理能力を考えれば時代を先取りしすぎた感は否めませんが、ブレスコントローラーBC3と組み合わせたVL音源の表現力の高さは特筆モノです。下段はKORG TRITONproです。1999年発売のHI音源(サンプリング可能)+オプションのMOSS音源を搭載したワークステーションで、EX5S同様、20代後半から使用しているキーボードです。タッチパネルによる操作は斬新でしたし、Z1のポリフォニックアルペジエーターを2基搭載したデュアルポリフォニックアルペジエーターは下手な自動演奏機能よりもずっと楽しいです。手軽に高性能を扱えるといった感じで、P-200の次によく弾いています。 上段はKORG Z1EXです。1997年発売のMOSS音源を搭載したマルチオシレーターシンセサイザーで、当時人気が再燃していたアナログシンセサイザーに加え、オルガン、エレクトリックピアノ、金管楽器、木管楽器、弦楽器をモデリングしたオシレーターを搭載しています。本機には最近のPCM音源のような瞬間的なリアルさはありませんが、コントローラーやノブ等によって躍動的に変化する音色を18音ポリフォニックで使用できることが最大の魅力であり、それだけに弾き手を選ぶ「よりアコースティックに近い」楽器だと言えます。私にそれだけの演奏技量があるかは甚だ疑問ですが(汗)。また、初めてポリフォニックアルペジエーターを搭載したのも本機であり、単調でしかなかったアルペジエーターにも躍動感を与えたと思います。下段は88鍵盤セミウエイテッドUSB/MIDIコントローラM-AUDIO KEYSTATION88esです。音源を搭載していないので、本機のみでは発音しませんが、 88鍵フルスケールでありながら7.5Kgと超軽量なので、ステージでX50等に接続して使用しています。
エレクトリックギターFERNANDES APG-85S(BLUE) & Roland GK-2Aです。「欧米で人気の高いオリジナル・デザインのボディにフルモードのフェルナンデス・サスティナーが組み込まれている。ライト・アッシュのボディにはノーマルのピッキングからタッピングまで、すべてのアプローチにおいてプレイヤビリティーの高いハーフパース・コンタードが施されている。サウンドはヘヴィーなボトムとタイトなハイエンドが特徴。」とカタログには書かれてますが、たぶん「私にはもったいない一品」という意味でしょう(笑)。GK-2Aは同社GI-10に接続してMIDI出力します。 エレクトリックベースBacchus BJB5-550(BLUE)です。以前はGreco Phoenix PXB-650を弾いておりましたが、ある日なぜか突然5弦ベースが欲しくなり、親交あるベーシストの勧めもあって本機を買いました。アクティブサーキットを搭載し、コストパフォーマンスに優れた楽器だと思います。オリジナルはピックガードがついていましたが、それを取り外してしまい、また、カッティングシートを利用してマッチングヘッド風にしました。これって改良ではなく改悪なんでしょうね・・・。
1985年発売のMIDIキーボードRoland AXIS-1(RED)です。同社のギターシンセサイザーG-707を彷彿とさせるスタビライザーを装着したような独特なデザインはこの類のキーボードの中でも1番のお気に入りです。当時中学生の私に98,000円は高すぎましたが、インターネットオークションで思いがけず落札することができました。専用のパワーサプライ兼フットスイッチに接続する方式を採用したことにより3.5Kgの軽量ボディを実現しています。発売から20年以上が経過しているため、コンディション維持のためフルメンテナンス時期を探りながら労って使用しています。 2001年発売のMIDIキーボードコントローラーRoland AX-7です。AXIS-1→AX-1と続いたRoland最後のショルダーキーボード(2006年に生産完了)です。以後、国内外各メーカーとも、この類のキーボードは発売しておりません。AXIS-1同様、標準サイズ45鍵を採用しながら電源内蔵で3Kgの超軽量ボディを実現しています。また、飛び道具(!)に相応しく、独自のデジタルビームコントローラを搭載しています。近いうちにMIDIワイヤレスシステムCME WIDI-X8を導入して使用したいと考えています。なお、他に1984年発売のYAMAHA KX5を所有しております。
トータルパーカッションパッドRoland のSPD-11、キックトリガーユニットKD-7、ハイハットコントロールペダルFD-7、パッドPD-7(2個)です。リアルなドラムスパートのMIDIデータ入力用として、また、アコースティックドラムスが使用できない環境での演奏用として所有しております。今までKD-7+FD-7+SPD-11のパッド8個で使用しておりましたが、スネア用及びハイハット用として新たにPD-7を導入したので、そのうちに専用スタンドMDS-3Cを導入したいと考えていますが、周囲(特に階下)への音や振動が大きいのでほとんど使用できません(泣)。 24BitデジタルスタジオワークステーションRoland VS-1824です。非圧縮16Bit48KHz/8Track同時録音、またはR-DAC(ローランドがライセンスを有する圧縮技術)24Bit48KHz/16Track同時録音が可能です。R-DACはMP3のような人間にとって聞き取りづらい周波数帯をカットするといった類のものではなく、可逆圧縮(LOSSLESS CORDING)に近いものと言われています。実際、圧縮率は1/2〜1/3程度ですし、音質が若干変化したと感じても劣化したとは感じません。マイスタジオでは4系統マルチエフェクターとして、外部ではレコーダーとして使用しています。
上段はヴォーカルハーモニープロセッサーDigiTech Vocalist Workstationです。1人コーラスに憧れて導入しましたが、最近はソフトウェアで同様の効果を出すことができるので、使用頻度は少ないです。下段はデュアルチューブプリアンプKORG TP-2です。デジタルばかりの楽器・音響機器の中にアナログの暖かさを取り入れたくて導入しました。暖機運転が必要なのが面倒ですが、そこがまたアナログらしくていいです。プリアンプは他にRoland MMP-2を所有しております。また、マイクロフォンはSHURE SM57-LCE、Roland DR-20×2、RODE NT3、AKG C3000B×2を所有し、特に、DR-20とC3000BはMMP-2のマイクモデリング機能と組み合わせて使用しています。 手前から、YAMAHA QY70、YAMAHA MDF2です。3-burstのメンバーはなぜか全員YAMAHA QY700を持っていますが、私のは0がひとつ足りません(笑)。外出先での浮かんだアイデアを記録するために導入しました。MDF2はそのデータの保存用です。
番外編:夜のSTUDIO PALTHENONで全ての楽器・音響機器の電源を投入すると、こんな感じになります。光り物好きにはたまらない光景ですが、もちろん、こんな環境ではなーんにも作業できません(汗)。以上、ご覧頂きありがとうございました。    
 
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