T.R.Y. 2003年1月11日公開 全国東映系 出演 織田裕二・黒木瞳・渡辺謙 監督 大森一樹 |
『猟奇的な彼女』に引き続き、新作DVDを自宅シアター(その全貌は近日公開予定)での上映を行った。今回選んだ作品は、やはり公開当時に時間に追われて観なかった織田裕二の新作『T.R.Y.』を借りて来た。どうにも、『パイレーツ・オブ・カリビアン』を観に腰をすえる時間が取れない。HPの更新も結構時間がかかり映画を観に行く時間を惜しんでもこのページを更新したかったのだ。 |
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伊沢(織田)と昔の相棒であるパク・チャンイクが久しぶりの対面を果たす | ||
上海郊外で昔の話に華が咲く二人だが…なんだこの画質の悪さは?? |
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その直後のシーンは普通なカットなので反って変なのだ |
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クライマックス近くの爆破シーン かなり派手である |
て、こちらの方に予算の殆どを廻しているのではと思われるほどに派手である。ましてや、一応の中国ロケなので現地での費用が予算をオーバーしたのかもしれない。とにかく、もっともらしい話の様に見えて奥が深くないから驚くシーンも感心するシーンも無いのが残念でならない。織田裕二も渡辺謙も黒木瞳等日本の俳優陣は決してヘタでは無いのだが、織田裕二の役はミスキャストまたは役作りの方向が間違っていたと思う。上海や韓国の俳優も多数参加しているが調子の狂った日本語に演技のうまいヘタも分からない。中国革命を謳うシーンでもその迫力が伝わってこないのだ。結局どうにも見苦い、それだけなのだ。更に、この映画のヒロイン的存在である丁愛鈴役を演じるヤン・ローシーは全くの大根である。しかし、彼女の演じる役所がはっきりと示されないので女優自身も混乱していたのかもしれない。そうなると、やはり制作スタッフに問題があることになる訳で… |
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