時間がなくてGeneの家に1泊しか出来なかったのが何より残念でした。本当に素敵な所だったのでもうちょっと長居したかったですね〜。。。楽しい時間はあっという間に過ぎていくみたいです。もう、帰国の日です。

Ken&Geneの友人夫妻も料理を持って会いに来てくれて、楽しいランチのひとときを過ごせました・・・が、事件は突然起こりました。お料理を取り分けて貰って食べていると、私の喉に何か違和感を感じました。あれっ?何か引っかかったかな?と思って飲み込もうとすると全然飲み込めない。では、出してみようとしてみると出てきもしない。う〜ん。。。どんどん喉が苦しくなってきたぞ〜。。。顔も赤くなってきた!ヤバイ!なんとかしなきゃ窒息してしまう!!

これは強硬手段に出るしかないと、テーブルから席を立って5歩ほどみんなから離れたとこでしゃがみ込んで「グエッ!グエッ!」と出そうと必死で藻掻いてると、みんなも何が起きたの?って感じで心配してたらしいです。そして最終手段、手を使ってブツを引きずり出すことにやっと成功しました!出てきたのは「ちぎれたローリエの葉」でした。。。キレイなカットでなかったため、ギザギザになった部分が喉に縦に突っかかっていたようです。

やっと、息が出来て生き返り、テーブルに戻るとみんなのビックリ顔が待っていました。そしてローリエを見せてこれが喉に引っかかって息が出来なくなったと言うと・・・超大爆笑でした。でもね、私は結構苦しかったんですけど〜。。。と思いつつ私も「死因はローリエ」なんて恥ずかしくてシャレにならないので、無事だったので本当に良かったといっしょに笑っちゃいました。お料理は美味しかったんですよ〜。ご馳走様でした〜♪

持ってきた荷物とお土産を、トランクとソフトバッグにパンパンに詰めて荷造りが出来ました。あとはたっぷり別れを惜しんだのですが。。。もう、涙で顔がグチャグチャでした。空港まで2人に送って貰ったのですが、空港でも涙で顔が更にグチャグチャになりました。。。絶対にまた来ることを約束しつつ、日本にもぜひまた来てくれることを約束しつつ、私たちは機上の人になりました。

バトンルージュからダラス/フォートワース空港までと、ダラス/フォートワースからロスまではデルタ航空で移動しました。ダラスの空港内で軽く夕食を済ませました。その後も問題なくロスに向かえました。。。が、ロスでコリアン航空に乗り換えて成田に帰る予定なので、手荷物をピックして乗り換えようとスーツケースが出てくるのを待っていると・・・いつまで待っても出てこない!乗り換え時間は刻々と無くなってきているのにぃ〜!!

。。。ちょっと待て、そういえばデルタとコリアン航空は提携グループだったな〜。。。もしかして荷物ピックしなくても、成田まで勝手に行くように手配されてるぅ〜!?そう思って係りの人に聞いてみると答えは「Yes!」。あぁ〜!!そうと分かればダッシュでコリアン航空のカウンターに向かうしかない!時間がない!!

行きと同じで広いロスの空港では、違うターミナルまではリムジンバスで向かうしかない。急いでコリアン航空の入ってるターミナルを回るリムジンバスに飛び乗ったけど。。。たくさんのターミナルで止まるので、なかなか目的のターミナルに到着しない。本当に時間がない!!そこで運転手に「私たちは11:30の飛行機に乗りたい!」と涙目で必死に訴えたところ「All right!」と言って残りのターミナルを全てぶっちぎって、目的のターミナルまでノンストップで走ってくれました。本当にみんな良い人たちだぁ〜!またまた感謝です。

バスから降りると私たちはダッシュでカウンターに走って行きました。息を切らしながらパスポートと航空チケットをカウンターの上に出すと。。。「お客様、このチケットは明日の午前11:30のご予約のチケットでございます。」と丁寧な英語で言われ。。。えっ?生まれて初めて心の底から言ってしまいました「OH MY GOOOOD!!!」。これまでの私たちの努力や人の親切やダッシュは何だったの。。。何だったの。。。何だったの。。。?

我に返り、2人で相談。旅行会社の担当が勘違いで12時間後のチケットを手配したんだよね〜。。。どうしようか〜と。ホテルを取って貰ってもスーツケースは成田行きになってて手元にないし、遊びに繰り出すにもロスでの下調べなんかまったくしてないし、このまま空港のロビーに12時間なんて居たくないし。。。

「すいません!一番早い成田行きの便にキャンセル待ちでも、何でもいいんで変えて貰えますか〜?お願いします〜!!」事情を話してお願いしてみました。返事を待ってる間、どっと疲れが押し寄せてきて頭痛はしてくるし、胃はキリキリ痛くなってくるしで私的にいっぱいいっぱいになってました。座り込んで20分ぐらいたった頃でしょうか、調整してくれて返事が返ってきました。

「お客様、成田までの直行便で早いのはございませんが、ロス〜ソウル、ソウル〜成田でしたら、今すぐ出る便に空きがございます。」と言われ二つ返事で「それにして下さい!」とお願いして変更して貰いました。「では、お客様、私に付いてきて下さい!」の係りのお姉さんの声で、私たちはダッシュで搭乗口まで走らされました。。。かなり辛かったです。。。しかし、無事機上の人になれて安心しました。

機内では、私たちの隣に無口な男性が座っていました。機内食も食べずにウイスキーのロックを何杯も飲んでるので、ちょっと変わってるな〜っと思ってると、酔いが回ってきたのか饒舌になって話しかけてきました。彼の身の上話をずっと聞かされました。。。彼はモンゴル人のボクサーで、半年前アメリカに旅行で行った時、ケンカをしてしまい彼はボクサーだったので警察に捕まってしまったそうです。それで半年の間、刑務所に入れられてやっと数日前に釈放されたそうです。

釈放されて一番したかったことは、お酒を飲むことだったそうで、機内では食事よりとにかくウイスキーが飲みたくて、ウイスキーをオカワリしまくっていたようです。気持ちは大変分かりました。。。私たちが彼と話しをしていると上空から懐かしの日本が見えました。しかし、これはソウル便。成田には降りてくれないので上空を通過してしまいました。。。

そうこうしているうちに、予定にはまったく無かったソウルに到着しました。まだ、早朝です。デューティーフリーも開いていません。暇なので私たちはインターネットが出来るエリアに行って、インターネットで時間を潰しました。Geneに「今、私たちはソウルにいます!」とメールを入れると、後日、驚いて心配したメールがぜふぃさん宛に来たようです♪そりゃ、びっくりしますよね?「Why?」って感じでしょうね!!

その後、取りあえず後少しのとこまで無事来れたのでビールで乾杯しました♪そしてデューティーフリーも開いたのでアメリカで買いそびれた人へのお土産や、自分達用や家族にボッサムキムチまで買ったりして、今度こそ成田行きの飛行機に乗りました。やっと乗れました。。。やっと、緊張から解放されて飛行機の中でゆっくり眠れました。そして無事飛行機は成田に到着して、荷物等も無事ピックアップして、家に帰ることが出来ました。

最後まで、ぜふぃさんには大変お世話になりました。帰りも送って頂きありがとうございました。いろんなハプニングにも何とか対処出来て無事帰ってこれて本当に良かったです。英語がろくに出来ないので足を引っ張ったのでは?と反省していますが、2人で行けて良かったと心から思っています!本当に楽しくてドキドキワクワクで、いろんなことが学べたキャットショーの旅でしたよね?かなり内容の濃い充実したものだったように思います。のこみにもスゴイ経験になったと思います♪

本当にお疲れさまそしてありがとうございました。これからもヨロシクお願いしますね!最後に、いろんな形で私たちの旅をフォローして下さった方たちに感謝致します。ありがとうございました!!

くみぷり。

広〜い WAL MARTでお土産や自分のモノを買えました。

もうお別れの朝になってしまいました。

もう少し長くココに居たかったです。。。

のこみとココに来れたことを本当に嬉しく思いました。

ぜふぃさん。ありがとうございました!

ダラス/フォートワース空港の上空です。


Coloratura


Fig@ro Nyapon


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