六本木ヒルズの駐車上に初めて車を停めてみた。さすが、高級店が入っているショッピングモールだ。金曜日の夜の割には比較的空いていたが、珍しい外車(しかもイタリア車ばかり)が沢山停車している。こうなると、どの車の横に停めようかとちょっと見栄を張った末に写真のような夢のような組み合わせとなったのだった。自分の車もまあまあ奇麗な状態だったのでそれほど貧相には見えないと勝手に思っているのだが、果たして隣のクルマはご存じフェラーリである。正確に言うと、Ferrari 360スパイダーである。価格にして1780万円。一方自分のPUNTO HGT ABARTHは今年になって値段が上がって、現行価格は219万円なり。左のクルマを8台並べてやっと右のクルマと交換できるかな(笑)というほどの差だ。どんな人が乗っているのだろう。芸能人?またはIT産業で成功している若手の事業家か?どう見積もっても60歳代以上の方々の選ぶ色ではないだろう。それが意外にして、初老のオシャレな人が乗っていたりしていたらそれは格好いい!と呼ぶものだ。性能からインテリアに掛けて、天と地位の差があるにも関わらず、一つだけ言えるのは、基本的塗装は同じ国、しかも同じ親会社なので見劣りは決してしていない。勿論、塗装の行程の度合いが全然違うのだろうけど、僕は恥かしいと思わない。反ってこのクルマの横に停めておけば盗難の心配も無いだろうと思ったからあえて停めてみた。はてさて、このスパイダーの持ち主は僕のクルマが横に停まっているのをどう捉えたであろうか。鼻で笑ったか、それとも同じイタ車乗りとして微笑ましく思っていただいたのだろうか?3時間後戻った時にはフェラーリはいなくなっていたが、今度は右隣にFiat Pandaが停車していた。僕は、微笑ましく思った。イタ車乗りは結構シャレっけが多いのである。これが、メルツェデスに乗っていても左右隣がメルツェデスでも感動は無いと思う。今回の写真も写真をダブルクリックするとアングルが変わる仕掛けになっている(次第にギミックに凝りつつある自分)

 
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