世瑠璃庵の秘密
Winter Version
部屋のベランダは軒があまり長くないので、
日差しが結構入ってきます。
ベランダの柵も光がたくさん入るタイプなので羨ましいです。
アングルで組んだ支柱に、TRUE LITE(20W)2本を設置して、
冬場の日照不足を補っています。
これには、センサーを付けてあり、暗いと点灯するようにしてあるそうです。
床には、表面がアルミの保温シートを引いてあります。
保温と同時に反射光も期待出来るのでは?
首振りの扇風機で微風を送り、それと株の間には水槽(メダカ入り(^^;)や
鉢受皿に水を貯めたものを置き湿度を高めています。
これで50〜60%ほどに保てるそうです。これ以上では、服にカビが生えるとか(^^;
暖房は小型のセラミックヒーターで夜間9時半から3時半まで保温し、
最低は16度、最高は20〜22度という温度設定とのこと。
カトレアにはさほど高温は必要ないのですね。
Summer Version 03.5.11
セルレアのカトレアコレクションといえば、蘭太郎師匠です。
レアもののお花を見たい時、こちらにお邪魔させていただきますが、
常に株が元気なので、環境がとても良いのだということがわかります。
株数も精選されて少ないため、一鉢ごとに手をかけられるというのも
あると思います。
蘭を外に出す季節、世瑠璃庵ではマンション1階のお庭に、
アングルで組んだ棚を置き、上にネットをひさしを長くして
遮光したところへ置かれています。
西日は他の棟や植栽で影になるので、横のネットは要らないのですね。
アングルの足は水を張った皿の上。
これはナメクジトラップ?とのこと。浅鉢に植えられた大株が多いので、
ハンガーを竿に留める大きな洗濯バサミで、鉢と棚とを挟んで倒れないように
工夫されてます。株間はこれくらいなくっちゃね・・・という感じです(^^;
お庭には他の植物もあって湿度もあり、海に近いので風も結構吹いて、
蘭にとっては快適そうです。
ベランダの手すりには、コルク付けの株。やはり少し遮光されてますが、
直射に近いですから,半筒型のコルクに
ワルケリアナやアンセプスをつけて掛けられています。