The Smmer Shelf
八重桜の花が散る頃、カトレア系を中心とした蘭の鉢は、東南にあるルーフバルコニーに
作った棚に出します。アングルで組み立てられていて、上までの高さ180cm、中段
までの高さ100cm、幅90cmとなっています。遮光ネットは、上段には30%ほどのものを
東を除く3方を囲むように張ってあります。なので、朝日は直射が当たり、西日はネットプラス
トレリスでより弱められます。下段には、確か(^^;50%ほどのもの。
風が強くてネットが煽られるので、園芸用の支柱を裾に取り付けて固定してます。
右手前の棚には、ワルケリアナ等、直射で栽培しているものを置いてます。
この棚の右側が、Roof Gardenでご紹介している部分で、結構植物は置いてあるので
何もないよりは湿度が高いだろうとは思います。
上段
上部には、園芸用支柱を2本取り付けて、これまた蘭用支柱を曲げて作った
ハンガーで鉢を吊るしています。カトレア系を中心に置いてあります。
棚下部
下段
下には、土だけを入れたプランター(苔を移植したものもありますが)を
置き、真ん中には壊れて捨てたワーディアンケースの水受けのトレーに
水を張って置いてます。その下は人工芝。これで、何もないよりは
湿度が保てるのではないかと。実際、棚下にもぐりこむと結構
涼しいんです。ここには、パフィオ、胡蝶蘭、アングレコイドの一部等
日照が弱めで良いものや、植替え後の慣らしの株を置きます。
棚全体
棚上部構造
棚下部構造
棚の構造
師匠の世瑠璃庵庵主殿の棚と外形サイズは同じものですが、
使用本数やネットは異なると思います。
同様のものを利用されたい方のために構造を以下に。
上部には1800mmを2本と900mmを4本
支柱となるのは1800mm4本。そこに、横に1800mm,縦に900mm
のものを使って棚部を作ります。
棚部には、900mmを2本入れて補強。
ネットは部品としてあった600x900mmのものを
3枚ボルトで固定。
三角プレート
コーナーは、コーナー用の三角プレートで補強。
上部と棚部の中の2本の補強にも1本に1枚ずつ使用。
アジャスター
接地面には、アジャスター機能のあるベース部品を。
使用資材  マンテンのファングルシリーズ
          ジャンボファングル50TYPE(50mmx50mmの横穴タイプ)を使用
               うちは風が強いので結構頑丈にしてあります。
               50mmタイプはかなり重いので、強風でない場所なら
               ここまでしなくても良いのではないかと思います。
 
            ジャンボファングル  L型1800                  ・・・ 8本
                                                           L型900                    ・・・ 8本
            ジャンボネット       900x600                    ・・・  3枚
            ジャンボ三角プレート                          ・・・ 28枚
            ジャンボキャクベースアジャスターボルト付  ・・・  4個
            ボルトナット                                ・・・ 適宜
夏の棚
棚上部