C.lueddemanniana fma.coerulea
('Indore' X 'Canaimas TiTi' )
  「花容としては並みの花ですが、リップが濃いのが特徴でしょうか???
たぶん片親の‘Indore'(山木)の形質を受け継いだと思われます!!!
一方の`C's TiTi'は、この度の東京ドーム展で、
御存じ、蘭太郎氏がBMを受賞した個体と同じで、
f.coerulea (`Mariauxi' X `Siquisique') X `Mariauxi' と、
マリオクシィとシキシキのシブクロスに、マリオクシィを戻し交配した中の選別個体です。
開花してから、時間の経過と共に、ペタル、セパルに条脈が現われてきます。
これは、親の‘C's TiTi' の中の, `Siquisique'の形質が出たものと思われます。
`Indore' X `Canaimas TiTi' `Indore' X `Canaimas TiTi'
NS- 140 X 170  1花茎3輪」

こちらの交配は良個体が出ているということなんですね。
条脈が特徴的な花です。
花弁の薄いカトレアは花の終わりに近付くと
このように筋が浮き上がってくるものは多いですが、
こちらはさほど経過しなくても現れてくるものなんですね。
面白いです。
リップが濃色なのは先の個体同様で
近頃はここまで進化してきたのかといった印象です。

2007,3.15
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海老原さん